Sunday, July 28, 2013

Apple製品を200万円分売った私が教える、新しいMacを買った時に必ずやるべき13のステップ

※2014年7月21日アップデートを踏まえて加筆

Apple社からのリクルート、いつでもお待ちしております!!

私が生まれたのは1989年、両親が初めて私に与えたおもちゃは1987年に発売されたMacintosh SEでした。それ以来、Windowsの大流行、Appleの倒産危機、史上最悪とまで言われたG4 Cube with Mac OS 10.0の組み合わせ、それらを耐え抜き今日に至るまでApple社に対する信仰心を細々と貫いて来ました。

そして今やAppleが倒産しかかっていた当時からは想像できないくらいApple製品は身近なものになり、一部のギークのみならずパソコンのことに詳しくない人にも愛されるようになりました。

私も色々な人にぜひApple製品を使ってもらいたいとの思いから友人にApple製品を熱心に布教し、今ではMacBook Pro 5台、MacBook Air 4台、iMac 4台、iPad 9台、iPhone 12台、なんと計200万円以上を売りあげるまでになりました。それだけApple製品が愛されているんですね。

今日はそんな筋金入りのApple信者である私が友人が新しいMacを買った時に必ずやっている13のステップをご紹介したいと思います。

これらを最初にやっていれば今後のMac生活がより快適なものになること間違いなしです!!

Mac の初期設定では初心者の方が気づかない内に有害なプログラムをインストールしてしまわないように App Store 以外からのアプリケーションのインストールが無効にしてあります。これから作業するにあたって App Store 以外からのアプリケーションをインストールすることもあるので予めこれを有効にしておきましょう。

画面左上のリンゴマークから「システム環境設定」を選択

セキュリティとプライバシーを選択
カギマークをクリック
パスワードを入力して変更操作を有効にしましょう。
「すべてのアプリケーションを許可」を選択
ちなみにこの後に書いてある作業が全て終わったらセキュリティを考えて同じ手順でアプリケーションの実行許可を戻しておきましょう。基本的には「Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」の設定にしておくのが一番無難です。


慣れの問題もあるのですが Mac の初期設定ではポインタ(矢印アイコン)の速度がやや遅くなっています。ポインタの速度が遅いとマウス、トラックパッドのいずれを使っていても手を動かす距離が大きくなって、一回一回は大したことなくてもずっと作業していたら手が疲れてきますから、ポインタの速度は最速にしておきましょう。

画面左上のリンゴマークから「システム環境設定」を選択
マウスあるいはトラックパッドを選択 
軌道の速さを最大にしておきましょう。

Dockを左に寄せると画面も余裕を持って使える。

最近のMacは画面がどんどん大きくなっているので作業領域には比較的余裕がありますが、そうは言っても画面の横幅に比べて画面の縦の幅は狭く、画面の下にDockが陣取っていると画面を下にスクロールする際に邪魔になります。

Dockは画面の左端に寄せて必要なとき以外は隠す設定にしておきましょう。またDock上のアプリの数が増えてくるとDockが画面幅いっぱいに表示されてしまって不恰好なので、サイズは小さめにしてポインタを近づけた時だけ拡大させる設定にしておくとスッキリします。

左上のリンゴマークからDock環境設定を選択

サイズは小さめ、拡大機能はON、画面上の位置は左

Finder は初期設定では新規フォルダの作成、削除、情報を見るなどの動作がボタンひとつでは行うことができません。これら3つの機能はよく使うものなのでワンクリックで使えるようにツールバーにアイコンを追加しておきましょう。

ウィンドウを開いた状態で
「表示」から「ツールバーをカスタマイズ」を選択

「新規フォルダ」「削除」「情報を見る」を追加

Google日本語入力
最新用語も専門用語も自由自在に入力
Mac では「ことえり」というプログラムが長い間日本語の文字入力をサポートして来ました。ことえりはよくできたプログラムで昔に比べると変換精度も著しく向上しているのですが、昨今の流行語、専門用語の入力にはやや難があります。

そこで、Googleがインターネット上で使用されている言葉を分析して作った「Google 日本語入力」をインストールしましょう。Google 日本語入力ならことえりでは一発変換できないような「進撃の巨人」などの最近人気の漫画名や「尋常性疣贅」などの難しい医学単語も一発で変換してくれます。Google 日本語入力をインストールした後は競合を防ぐためにことえりはオフにしておきましょう。

このサイトからGoogle日本語入力をダウンロードし
指示に従ってインストールを行う。
「言語と地域」を選択
「キーボード環境設定」を選択
「ことえり」を選択して「−ボタン」をクリック

Dropboxを利用していつでもどこでも自分のファイルにアクセス
ファイルの持ち歩きにはUSBメモリの使用がメジャーですが、いちいち持ち歩くのは面倒ですし、更にはMacでは発症しないウイルスがUSBメモリ経由で職場のWindowsに感染してしまうというケースが相次いでいます。

そんな時は DropBox を使えば自宅で作成した書類を職場や出先でUSBメモリなどを使わなくてもネット上からいつでもどこでもアクセスすることができます。Mac に DropBox をインストールしておくとドラッグ&ドロップでファイルをクラウド上に保存することができてとても便利です。2GBまで無料なので利用しない手はありません。

無料でDropboxのアカウントを作成後
ここからDropboxのクライアントをダウンロードし指示に従ってインストール
Dropboxフォルダにドラック&ドロップするだけで
自動的にデータがサーバにアップロードされる。
Mac は Windows と違いアプリケーションのインストールとアンインストールがドラッグ&ドロップで完了することが多いですが、それでも最近は Windows と同じようにアンインストールする際に単にゴミ箱に入れただけでは不都合が出るようなアプリも増えて来ました。

そんな時 AppCleaner はいらないアプリをドラッグ&ドロップするだけで削除するべきファイルを探しだし自動的にゴミ箱に入れてくれます。例えば Office for Mac をインストールするとついてくる Messenger などは Skype などを使っていれば全く使いませんからとっととアンインストールしてしまいましょう。

このサイトからAppCleanerをダウンロード
いらなくなったアプリをドラック&ドロップするだけで
自動的に削除するべきファイルを探してくれる。
Mac をずっと使っていると様々なゴミがパソコン内に増えてくることがあります。Windows と違って Mac OSX は断片化というパソコンの動作が遅くなる現象は起こりにくいのですが、それでも時々は要らないファイルを削除したり整理する必要があります。

OnyX はそれら面倒な作業を全て自動でやってくれるアプリで、詳しい知識がなくても手軽に断片化などを解消してくれます。数ヶ月に一度くらいを目安にして使用しましょう。ただし、Mac の繊細な部分を扱いますので、そうめったに問題は起こりませんがあくまで自己責任で使用して下さい。

このサイトからOnyXをダウンロードして指示に従ってインストール
OnyX起動時に自動的にSMART状況と起動ボリュームを検証してくれる。
Onyxの起動後は自動処理を選択し実行する。
※FusionDriveはSMARTに対応していないのでその場合は「SMART状況」のチェックを外しておく。

Mac は zip などの基本的な圧縮形式に対応していますが、そのままでは Windows でよく使われる lha や lzh 形式の圧縮ファイルを解凍することができません。The Unarchiver は基本的な圧縮形式に対応したアプリで、これをインストールしておけばワンクリックで大抵の圧縮ファイルを解凍することができます。

このサイトからThe Unarchiverをダウンロード
圧縮フォルダをダブルクリックしただけで解凍してくれる。

Mac に最初からついている Quick Player では wmv や rmvb などの形式の動画を再生出来ません。そこで Quick Player の代わりにVLCをインストールしましょう。VLCをインストールすれば wmv や rmvb だけではなくおおよそ現在流通している動画形式を全て再生することができます。

このサイトからVLC media playerをダウンロード
指示に従ってインストール

Launchpad はキーボードのF4などを押すと起動するアプリランチャーで、インストールしたアプリを iPad のような形で表示することができます。人によってはあまり使わない機能であるのですが、それでもなんだか画面いっぱいにアプリがごちゃごちゃ表示されるのは気持ちのいいものではありません。せっかく Mac を買ったのですから見た目にもこだわって、あまり使わないものはドラッグ&ドロップでフォルダの中に整理しておきましょう。

iOSのようにアプリケーションのアイコンを他のアイコンに重ねることでフォルダ化することができる。

Mac OSX はUNIXをベースにした非常に強固なOSですが、それでも時々アプリがフリーズしてしまうことがあります。Dock 上のアイコンを右クリックして強制終了できればいいのですが、それでもダメな場合はアクティビティモニタから直接プロセスを終了させてしまいましょう。時々お世話になるのでアクティビティモニタを Dock に常駐させるのがいいでしょう。
右上のSpotlightから「アクティビティモニタ」を検索
起動したらDockからオプションを開き「Dockに追加」を選択
アプリケーションがフリーズした時は強制終了することができる。
Mac にはホットコーナーという機能があり、画面の四端にポイントを持って行くと、開いている画面を一覧できる Mission Control や画面のスリープなど色々な機能を呼び出すことができます。特に画面のスリープは手軽にできて便利なのでぜひ設定しておきましょう。

システム環境設定からMisson Controlを選択
ホットコーナーをクリック

「Mission Control」「アプリケーションウインドウ」「デスクトップ」「ディスプレイをスリープさせる」を設定
この設定だとポインタを画面の右下に持ってくるだけで即座にディスプレイをスリープさせることができる。

搭載メモリの少ない Mac を使用している場合、特に Safari でネットを使用している時に動作がとても緩慢になることがあります。これはメモリの大半がWEBページの情報を一時的に保存するために使われているからで、これを防ぐためにはメモリを解放しなければなりません。

Memory Scope は動作が遅くなった際に手動でメモリを解放するだけではなく、自動的に解放することもできます。また画面上に残りのメモリ容量を常に表示させることができます。

このリンクからApp Store経由でインストール
画面の右上に使用可能な残りメモリ量が表示されるようになり、Free Memoryをクリックしてメモリが解放できる。

ちょっと長かったですがいかがだったでしょうか。これら13のステップをやっておくと新規Macユーザーさんだけでなく既存のユーザーの皆様も今まで以上快適にMacを使うことが出来ると思います。どうぞこれからのMac生活をエンジョイして下さい♪

え、何?まだMacを持っていない??

バッカもーん!!今すぐ購入してこんか!!!

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